当店おすすめの国産石材

真壁石(まかべいし)- 500年の歴史ある銘石

真壁石は、茨城県桜川市真壁町周辺で採れる、日本が誇る伝統的な銘石です。その採石の歴史は古く、迎賓館赤坂離宮や日本銀行本店といった歴史的建造物にも使用されており、日本の石造文化を象徴する石材の一つとして知られています。墓石や建築材、石垣、彫刻品など幅広い用途で愛用され、その信頼性と美しさから多くの人々に支持されています。

真壁石の特徴は、淡いグレーから青みがかったグレーの落ち着いた色合いと、均一で美しい石目にあります。その上品で控えめな表情は、和の建築や墓石によく調和し、格式高い雰囲気を演出します。特に、日本の伝統的なデザインとの相性が良く、長い年月を経てもその佇まいが損なわれません。

一方で、真壁石は吸水性が比較的高い石材でもあります。大島石や庵治石のような硬質で吸水率の低い石材に比べると、水分を吸いやすく、風化が進みやすい傾向があります。しかし、日本の気候風土には適しており、外国産の石材と比較すれば、はるかに長持ちします。そのため、適切なメンテナンスを行えば、真壁石製品は長い年月を超えてその美しさを保つことが可能です。

また、真壁石の硬さは適度であり、加工がしやすいのも大きな特徴です。そのため、繊細な彫刻や複雑なデザインにも対応できるため、オーダーメイドの墓石やモニュメントの制作にも最適です。職人の手によって丁寧に加工された真壁石は、石材そのものが持つ自然の美しさを最大限に引き出し、お客様の想いを形にすることができます。

当店では、茨城県真壁町産の高品質な真壁石を厳選して取り扱っております。歴史ある迎賓館や日本銀行で使用されるほど信頼されたこの石材は、伝統とモダンが調和するデザインにも対応でき、特別な場所をさらに引き立てる存在です。

真壁石は、古くから日本の建築や墓石文化を支えてきた銘石であり、その控えめな美しさと機能性から、現在でも多くの方に選ばれています。その魅力をぜひ一度お確かめください。お気軽にお問い合わせいただければ、お客様のご要望に合わせたご提案をいたします。

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